Pocket Bluetooth Tools
昨日の記事のつづき。
MiTAC Mio558 が持っているProfile は DUN (Dial-up Networking Profile) と OPP (Object Push Profile) だけで、ActiveSync に必要な SPP (Serial Port Profile) は無い! というお話の解決策。

以前(Mioのサポートページがリニューアルされる前)だったら、Mioのサポート掲示板からスタックのβ版をダウンロードして使うことも出来たのだけど、今は公式ページを見渡してもそれらしきリンクも無いし、正式版がでる気配もない。
わたしは正式版が出るまで待とうと静観しているうちに有耶無耶になってしまった人なので、残念ながら持ち合わせが無く。

泣き寝入りかとも思ったけども、ちゃんといいソフトが出てました。
それが、この Pocket Bluetooth Tools なのです。


ダウンロードしてきたcabファイルをPocketPCで実行すれば、インストール完了。
Today画面に Bluetooth Tools が表示されます。
Pocket Bluetooth Tools - ON
Pocket Bluetooth Tools - OFF
Bluetooth のアイコンに赤い斜線が入っているときは、機能がオフになります。
時計のアイコンが白いときは、約1分後に機能がオフになります。(使い道が見えない……)
電池のアイコンは 「1」 のときは電源とバックライトは設定どおりの動作、「2」 のときはどちらも常にオンになります。

Mio558 で使用する場合、まず Mioワイヤレス で機能を Bluetooth に切り替えます。
次に [設定] → [接続] → [Bluetooth] → [モード] と進んで 「オン」にチェックを入れ、[認証登録済みのデバイス] を開いて [追加...]
そうすると近くに接続可能な機器がないか探してくるので、出てきた機器から母艦PCの「コンピュータ名」を選択。
出てきたパスキー入力画面に任意のキーを入力。
PC側にもパスキー入力画面が出るハズなので、そこに同じキーを入力。
# ここまでは、Pocket Bluetooth Tools を入れていなくても同じ流れ。

Pocket Bluetooth Tools が入っている場合には、パスキーの入力が終わってペアリングが終わると、[Available Profiles] という画面が出てくるので、そこでこのペアリングで使用するProfileを選択します。
PCとの ActiveSync 接続であれば、そのまま ActiveSync の項目にチェックを入れて「OK」を押せば、設定終了です。

実際の接続時は、PocketPC側の ActiveSync を開いて [ツール] → [Connect via BT with (コンピュータ名)...] と進むだけです。
うまくいかない場合は、母艦PCの ActiveSync で Bluetooth のシリアルポートが接続に使用できる設定になっているか見直しましょう。
# [ファイル] → [接続の設定] を開いて、「~COMポートに有効にする」の項目内

わたしの環境だと、なぜか接続後数分で切れてしまうことがある(条件不明)のですが、それでもワイヤレスの快適さを得たうれしさの前では小さなこと、ってーことで。(^^)
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