かきつばた::GAME BOY micro

2005,11,02, Wednesday

使命感に駆られた買い物ってなんか久しぶりかも。
といった感じで買ってきました GAME BOY micro ファミコン版。

当然工業品なんだけど、職人芸を想わせる素晴らしい製品ですよ。
結局のところ玩具ではあるけれど、玩具であるからこそ、娯楽であるからこそ手を抜かない。
そんな任天堂の姿勢が見えないところに押し込まれている。その魂を感じ取った気がします。

同人ゲームの開発だったり自作PCの受託構築だったりと言った趣味の範囲から、本業である企業向けアプリケーション開発に至るまで、規模も業態もソフト・ハードの違いも乗り越えて、大切にしたい心だと思います。（おおげさ？）

きっかけは、CEATECに行った時に日経BPのブースでもらった「NikkeiElectronics (NE)」という雑誌。
デバイス関係の雑誌らしく、大体のページの内容は理解できずに読み飛ばしてしまっていたのだけど、巻頭の特集記事だけは心惹かれるものがあって読みふけってしまった。

GAME BOY micro と iPod nano をバラしてみる、といった感じの記事なのだけど、特に GAME BOY micro の構造に感動した！
# ちなみに、impress PC Watch にも GAME BOY micro をバラした記事があるので、参考までに。
なんというか、この小さい筺体でここまでするか？　って感じのこだわり様に感服したしました。

電池カバーのねじがなくならないように配慮……って、ユーザはバッテリーの交換しないし！　できないし！！
十字キーの裏の念入りな固定は何よ！？
さらに、十字キーの基盤だけ別基盤になってて、フレキシブルケーブルで繋がってるって、その基盤のサイズでそこまで配慮するなんて！！
丁度、基盤だけに力が加わってしまうであろう部分なのは、確かにそうなんでしょうけど。
これはきっと、今回はGBA互換機でカートリッジが大きいからやらなかったけど、DSのカードくらいの大きさならA・Bボタンの基盤まで別部品にしてそうな勢いだわ。

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