2007,07,02, Monday
![]() 射「すっかり暗くなってしまいました……」 チ「今日は満月だねー」 撮影に夢中になっていたら、いつの間にか夜の帳が降りていたらしい。 昼から天気は良かったが、いまや雲ひとつ無い空にはいくつもの星と煌々とした月が光っていた。 淡い光がすぐ傍の湖面を打ち、キラキラと反射光を撒き散らしている。 撮影を始めたのはお日様が真上に来る前だった。 暦の上では、ついこのあいだ夏至を過ぎたばかりのはずなので、 感覚的にはそうでもないのだが、実は相当長い時間撮影に集中していたことになる。 流石に少しハイペース過ぎたかもしれない。と、少し不安になった。 個人的に、撮影対象者に負担をかけるのはあまりよろしくないと思っているし、何より相手が相手だからである。 気になってそちらを見てみると、肝心の被写体は手を天にかざしていた。 良く見ると片目をつむっていて、もう片方の開いた目で何かを熱心に見ているようだ。 その視線の先をたどってみると、夜空に輝くまあるい輝き。 パッと見た所、疲れた感じは見受けられない。が、その行動がちょっと、いや、かなり、気になった。 射「……なにをしているんですか?」 ▽MOTTO!!(゚∀゚)MOTTO!!▽ |